厄除元三大師。悪魔調伏の不思議な力をもち、日本で初めておみくじを作ったと言われている。 佐野の厄除大師や調布の深大寺などが有名。
お地蔵さんの姿は、修行僧の形をした立像が一般的。 この半跏像の延命地蔵菩薩は、悟りを開こうと瞑想しつつも、救いを求める人がいたら、すぐに救済に行けるように片膝を立てている。
行者が修行するためにこの井戸を使ったことから「行者井戸」と呼ばれている。
この井戸は、修行僧が身を清めるほか、清らかな水「閼伽(あか)」を本尊に献ずるために使用したものである。
尚、現在も清水が湧き出し馬頭観音が奉祀してある。
板碑は、石で造られた一種の塔婆で、県内でも少ない。死者の追善供養のほか、生前でも本人の功徳のために造立したものである。 当山の板碑は、銘文はないが、室町時代のものと推定される。下総武二尊板碑で大日如来、阿弥陀如来の種字が陰刻されている貴重なものである。 尚、この板碑は嶋崎氏の供養塔といわれている。
五輪塔と法篋印塔の一部で堀之内大台城発掘調査の際、本丸遺構から発見されたもので、嶋崎氏の供養塔と推定されている。 五輪塔の空・風・火輪は、室町時代の特色がみられ貴重なものである。
寛文3年(1663)、当山第11世光温法印が、修験道伝授のため姫路の書写山円教寺から分霊を奉祀したといわれている。この書写仏は、石造の阿弥陀仏如来像で、像高4尺(120cm)、おでき、吹出もの、皮膚病等を治す仏様として霊験あらたかで、信仰が厚い。
正保年間(1644~47)、当山第10世天栄法印が比叡山から移植したと伝えられる記念樹です。 樹齢約350年、目通り2m、樹高12m。
水戸光圀公が訪れたとき、「二本松寺の紅梅を咲けるを」と題して詠んだ歌碑とふたもとの松。 『ふたもとの 松のみとりの 色映えて 紅にほふ 軒のむめが香』
40,000㎡の境内に100種10,000株以上のあじさい。
期間は毎年、6月第1土曜日から7月第1日曜日。
時間は午前9時から午後4時。
入山料300円。中学生以下は無料。
駐車場無料(120台)